皆様、最近よく目にする”CL”とは何かご存じ

でしょうか?CLとは英語で ”CLASSIFIRE”の

先頭の2文字の事です。日本語では”分類詞”

と訳されます。

学術誌

Journal of Deaf Studies and Deaf Education”の

ホームページには下記の記事が掲載されて

いましたので”CL”の意味をご説明する為に

引用させていただきます。

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ASL 空間分類子の表現では、手話空間での

手の位置が、記述されたオブジェクトの相

対的な位置を表します。オブジェクトが物

理的に存在する場合、手の配置は、ワール

ド (共有スペース) 内のオブジェクトの観測

位置にマッピングされます。

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https://academic.oup.com/jdsde/search-results?page=1&q=ASL%20classifier&fl_SiteID=5189&SearchSourceType=1&allJournals=1


ASLでは分類詞が手話そのものだけではな

く、空間の使い方に対する分類詞(CL)

が存在する事もこの記事からご理解いた

だけると思います。

アメリカでは手話を使った手話と英語の

バイリンガル教育が幼児期から行われて

います。CLによってアメリカ手話を系統

立てて教育する事によって効果的にろう

児の英語教育を行う試みです

さて、

日本のCL、すなわち分類詞の指導方法は

どのように行なわれているでしょうか?

我が国における手話の分類分けを学習で

きる学習書は一般財団法人、全日本ろう

あ連盟より発行されています。

下記の書籍をご確認ください

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私たちの手話 学習辞典Ⅰ

私たちの手話 学習辞典Ⅱ

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これらの基礎手話学習書には

手形別に手話表現が分類されています。

これら手話学習書に書かれている手の

形の分類が国内でのCL学習です。

国内の手話学習者にとって手話を系統

立てて学ぶ事が出来て、さらに手の形

から手話の意味を逆引きする方法がCL

を活用する方法です。

CLとは手話学習者が手話の理解を深め

るために利用する学習方法の一つです。

一つ一つの手の形、手の位置、顔の表

情を正しく学習して、スムーズなコミ

ュニケーションを行う事ができるよう

学習をつづける事がとても大切です。

CLとは、決して”柳の木の枝”と”松の木

”の枝の違いを表現する手法ではありま

せん。手話は言語ですからCLのような

文法があります。すべての手話を使う

皆さんは言語としての手話文法を学び

高度な日本語表現を手話で表現する事

ができるよう日々学習を続けましょう。

手話の学習は、聴覚障害者と聴者間の学

習能力の差を解消する為の方法を学ぶ事。

手話言語学習のみならず、聴覚障害者の

置かれている環境と問題点を学ぶ事が

手話を学ぶという事です。

手話学習を深めて、聴覚障害者への社会的

差別を解消し、社会の中で聴覚障害者も

聴者も同じ能力がある事を一緒に

証明しましょう。

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