手話通訳士試験 令和3年度学科試験問題解説005
(自立支援)協議会について学びましょう。
地域の力をUPする為のシステムが”協議会”です。”協議会”とは、自立支援協議会を短縮した呼び名で、これまで家族と施設の支援が主であった障がい者の生活は、本人の意思を尊重した地域での生活と変化しました。障がいを持っている方々個々が地域で普通に暮らしてゆくための支援体制について関係者が協議をする場所が”協議会”です。
個々の人の支援から浮かび上がってきた課題を中心に、情報の共有や支援方法の検討、必要な資源の運用や開発などが協議されます。
地域全体で障害を持った方々の課題を共有する為に”協議会”で支援している関係者が課題を抽出します。
障害者総合支援法(正式名称:障碍者の日常生活及び社会生活を総合的に支援するための法律)の第89条 3などによって、協議会は明確に法的に位置づけられました。
協議会の役割は
①個別のニーズから地域課題の抽出
②地域の支援体制の整備
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地域課題の整理と分析
相談支援会議から協議会への課題報告
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これらが実行されるための仕組みと構成員などの条件を協議会には必要です。
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